free – メモリの使用状況を表示する
[構文] free オプション |
-m メガバイト単位で表示 -k キロバイト単位で表示 -b バイト単位で表示 -s 時間 一定時間毎に情報を更新して表示 # free -s 3 ↑3秒毎に情報を更新(中止するには[Ctrl+C]) |
free – メモリの使用状況を表示する
[構文] free オプション |
-m メガバイト単位で表示 -k キロバイト単位で表示 -b バイト単位で表示 -s 時間 一定時間毎に情報を更新して表示 # free -s 3 ↑3秒毎に情報を更新(中止するには[Ctrl+C]) |
fmt – テキストを整形する
[構文] fmt オプション ファイル |
オプション-w 文字幅文字幅を設定 |
find – ファイル・ディレクトリを検索する
-name ファイル名 | ファイル・ディレクトリ名で検索する。 # find ./ -name file.txt↑カレントディレクトリにある「file.txt」を検索 |
-perm アクセス権 | アクセス権で検索する。 # find ./ -perm -o+x↑カレントディレクトリにあるotherに実行権がついているファイルを検索 |
-size サイズ | ファイルサイズで検索する。 (サイズの後に「c」をつけるとバイト数指定) # find ./ -size 1140c↑カレントディレクトリにある1140バイトのファイルを検索 |
-type タイプ | タイプで検索する。 # find ./ -type d↑カレントディレクトリにあるディレクトリを検索 |
-user ユーザー | 所有ユーザーで検索する。 # find ./ -user root↑カレントディレクトリに所有ユーザーがrootのファイルを検索 |
-group グループ | 所有グループで検索する。 # find ./ -group root↑カレントディレクトリに所有グループがrootのファイルを検索 |
-exec コマンド {} \; | マッチしたファイル・ディレクトリがあれば指定コマンドを実行する。 # find ./ -size 1140c -exec cat {} \;↑カレントディレクトリにある1140バイトのファイルがあった場合catコマンドで内容を表示 |
検索結果を一覧表示 | |
-fprint ファイル | 検索結果を指定ファイルに書き出す |
-ls | 検索でマッチしたのファイル・ディレクトリを詳細表示 |
-nouser | 所有ユーザー不明のファイル・ディレクトリを検索 |
-nogroup | 所有グループ不明のファイル・ディレクトリを検索 |
-and | AND検索をする。 |
-or | OR検索をする。 |
-atime 日時 | ファイル・ディレクトリの最終アクセス日時で検索する。 |
-mtime 日時 | ファイル・ディレクトリの最終更新日時で検索する。 |
-ctime 日時 | ファイル・ディレクトリのステータスの変更日時で検索する。 |
-newer ファイル | 指定ファイル・ディレクトリよりも後に更新されているファイル・ディレクトリを検索 |
-links リンク数 | ファイル・ディレクトリのリンク数で検索する。 |
file – ファイルの情報を表示する
[構文] file ファイル
fdisk – パーティションの作成/変更/削除をする
[構文] fdisk デバイス |
メニュー画面での操作(内部コマンド)mヘルプを表示pパーティションテーブルを表示n新規パーティションを作成dパーティションを削除tファイルタイプの変更q変更を保存しないで終了w変更を保存して終了 |
expr – 式を評価する
[構文] expr 値1 演算子 値2
export – 環境変数を定義する
[構文] export 環境変数
expand – テキスト中のタブをスペースに変換する
[構文] expand オプション ファイル |
オプション-i行の最初だけ変換-t 桁数タブ幅を設定 |
exit – シェルを終了する
ethtool – ネットワークインターフェースの状態を表示する
[構文] ethtool インターフェース
edquota – ユーザーの quota を編集する
[構文] edquota オプション ユーザ/グループ
オプション |
-u | ユーザークォータを設定 |
-g | グループクォータを設定 |
-t | グレースピリオド(猶予期間)を設定 |
-f ファイルシステム | 指定したファイルシステムにのみ指定した操作を行う |
echo – 文字列を表示する
[構文] echo オプション 文字列 |
オプション-n行の最後で改行しない-eエスケープ文字を有効にする |
e2fsck – ext2, ext3ファイルシステムを検査する
[構文] e2fsck オプション デバイス
オプション |
-c | 不良ブロックを検査 |
-p | 自動的に修復 |
-v | 詳細情報を表示 |
-y | 全ての問いにyesとする |
du – ディレクトリの使用状況を表示する
[構文] du オプション ディレクトリ
オプション |
-a | ファイルの使用量も表示 |
-h | 適切な単位で表示 |
-s | ディレクトリの総使用量のみを表示 |
dnf – パッケージのインストールやアップデート等を行う
[構文] dnf オプション コマンド パッケージ |
コマンドinstallパッケージのインストール # dnf install packagereinstallパッケージの再インストールupgradeパッケージのアップデート(引数なしで全てアップデート) # dnf upgrade packageupgrade-to指定した特定のバージョンのパッケージにアップデートremoveパッケージのアンインストール # dnf remove packagegroupパッケージのグループ情報等を表示listパッケージリストを表示check-updateアップデート可能パッケージを表示infoパッケージの概要を表示provides引数に指定したファイルがどのパッケージに含まれるか表示searchキーワードからパッケージを検索 # dnf search keywordhistory処理履歴を表示updateinfoパッケージのアドバイザリー情報を表示 option-y全ての問いに対して yes とする # dnf -y install package–enablerepo=repo指定したリポジトリを有効にする # dnf –enablerepo=repo install package–disablerepo=repo指定したリポジトリを無効にする # dnf –disablerepo=repo install package–installroot [path]インストールルートを指定する–exclude=package特定のパッケージを除外する # dnf –exclude=package update–releasever RELEASEVER設定ファイル中の $releasever 値を一時的に変更する–noplugins全プラグインを一時的に無効にする # dnf –noplugins update |
システム起動時のメッセージを表示する
dig – ホスト名/IPアドレスを検索する
[構文] dig オプション ホスト名/IPアドレス |
オプション 正引き # dig jvts.co.jp-x逆引き # dig -x 111.222.333.444 |
df – ディスクの使用状況を表示する
[構文] df オプション ディレクトリ
オプション |
-h | サイズに応じて適切な単位で表示 |
-m | メガバイト単位で表示 |
-k | キロバイト単位で表示 |
-i | iノードの使用状況を表示 |
depmod – モジュールの依存関係を調査する
[構文] depmod オプション (モジュール) |
オプション-a全てのモジュールを調査 |
dd – 入力したファイルを指定ファイルに出力する |
[構文] dd オプション
オプション |
if=ファイル名 | 入力側ファイルを指定 |
of=ファイル名 | 出力側ファイルを指定 |
bs=バイト数 | 指定したバイトのブロックを読み書き |
count=ブロック数 | 入力ファイルから出力ファイルへ指定したブロックをコピー |
seek=ブロック数 | 出力の開始位置を指定されたブロックに移動してからコピー |