tail – ファイルの末尾部分を表示する
[構文] tail オプション ファイル
| オプション |
| なし | 末尾10行を表示 |
| -行数 | 指定した行数分を表示 # tail -20 file↑fileの末尾20行を表示 |
tail – ファイルの末尾部分を表示する
[構文] tail オプション ファイル
| オプション |
| なし | 末尾10行を表示 |
| -行数 | 指定した行数分を表示 # tail -20 file↑fileの末尾20行を表示 |
tac – ファイルを最下行から表示する
[構文] tac ファイル
sysv-rc-conf – システム起動時のサービスの設定をする
[構文] sysv-rc-conf オプション サービス ( 引数なしで対話モード )
| オプション |
| –list | システム起動時のサービス設定を表示(引数なしで一覧表示) # sysv-rc-conf –list rsync↑rsync の起動設定を表示 |
| –level | ランレベルを指定してサービスの起動設定を変更 # sysv-rc-conf –level 3 rsync off↑ランレベル3での rsync の起動設定をオフ |
| 全ランレベルでサービスの起動設定を変更 # sysv-rc-conf rsync on↑全ランレベルで rsync の起動設定をオン |
systemctl – systemd マネージャのコントロールをする
[構文] systemctl オプション コマンド
| オプション |
| –all | 全てのユニット/プロパティを表示する # systemctl –all |
| –t | 特定のユニットのみを指定して表示する # systemctl -t service↑有効なサービスを一覧表示する |
| コマンド |
| start | ユニットを起動する # systemctl start sendmail.service↑sendmailサービスを起動する |
| stop | ユニットを停止する # systemctl stop sendmail.service↑sendmailサービスを停止する |
| reload | ユニットをリロードする # systemctl reload sendmail.service |
| restart | ユニットを再起動する # systemctl restart sendmail.service |
| status | ユニットの状態を表示する # systemctl status sendmail.service |
| enable | ユニットを有効にする # systemctl enable sendmail.service↑sendmailサービスを有効にする(自動起動設定にする) |
| disable | ユニットを無効にする # systemctl disable sendmail.service↑sendmailサービスを無効にする(自動起動設定を解除する) |
| get-default | デフォルトのターゲットを表示する |
| set-default NAME | デフォルトのターゲットを変更する # systemctl set-default graphical.target↑システムデフォルトをグラフィカルログインに変更 |
sysctl – カーネルパラメータを反映させる
[構文] sysctl オプション
| オプション |
| -a | 設定パラメータを全て表示 |
| -p | sysctlの設定をロード |
sudo – 別のユーザーとしてコマンドを実行する
[構文] sudo オプション コマンド
オプション
| -u ユーザー | このオプションが指定された場合、root以外の指定したユーザーとしてコマンドを実行する。 |
| -s | 環境変数 SHELL が指定されている場合、そのシェルを実行する。 もしくは passwd 内で指定されているシェルを実行する。 |
| -H | 環境変更 HOME が指定された対象ユーザーのホームディレクトリに設定される。 |
| -l | ユーザーに対する許可(禁止)されたコマンドを表示 |
| -h | ヘルプを表示 |
| -v | ユーザーのタイムスタンプを更新 |
| -k | ユーザーのタイムスタンプを無効にする。そのため次回sudo実行時にはパスワードが要求される。 |
| -K | ユーザーのタイムスタンプを完全に削除 |
| -b | 指定したコマンドをバックグラウンドで実行 |
su – 他ユーザーに遷移する
[構文] su [-] ユーザー
| 環境を引き継いでユーザーに遷移する。 # su user↑環境を引き継いでuserに遷移 | |
| 環境を引き継がずにユーザーに遷移する。 # su – user↑環境を引き継がずにuserに遷移 |
| startx |
| X Window System を起動する。 |
| ss : ソケットの使用状況を表示する |
| [構文] ss オプション フィルター |
オプション
| -h, –help | ヘルプを表示 |
| -V, –version | バージョンを表示 |
| -n, –numeric | ポート番号をサービス名に変換しない |
| -r, –resolve | ホスト名に変換 |
| -a, –all | 全ソケットを表示 |
| -l, –listening | リスン中のソケットを表示 |
| -o, –options | タイマー情報を表示 |
| -e, –extended | ソケットの詳細を表示 |
| -m, –memory | ソケットのメモリ利用状況を表示 |
| -p, –processes | ソケットのプロセス利用状況を表示 |
| -i, –info | 内部TCP情報を表示 |
| -s, –summary | ソケット利用状況のサマリーを表示 |
| -b, –bpf | bpf フィルターでのソケット情報を表示 |
| -Z, –context | SELinux コンテキストでのプロセスを表示 |
| -z, –contexts | SELinux コンテキストでのプロセスとソケットを表示 |
| -4, –ipv4 | IPv4 ソケットのみ表示 |
| -6, –ipv6 | IPv6 ソケットのみ表示 |
| -t, –tcp | TCP ソケットのみ表示 |
| -u, –udp | UDP ソケットのみ表示 |
| -d, –dccp | DCCP ソケットのみ表示 |
| -w, –raw | RAW ソケットのみ表示 |
| -x, –unix | UNIX Domain ソケットのみ表示 |
| -f, –family=FAMILY | FAMILY タイプのソケットのみ表示 |
| -D, –diag=FILE | TCPソケットの情報をファイルにダンプ |
| -F, –filter=FILE | FILEからにフィルター情報を読み込む FILTER := [ state TCP-STATE ] [ EXPRESSION ] |
split – ファイルを指定サイズごとに分割する
| [構文] paste オプション 入力元ファイル 出力先ファイル |
| オプション- 行数入力ファイルを指定した行数で分割(デフォルトは1000行) |
ファイル中のコマンドを実行する。シェルの設定ファイルを読み込む。
sort – ファイルを行単位で並べ替えて表示する
[構文] sort オプション ファイル
オプション
| -o ファイル | 指定したファイルに結果を出力 |
| -f | 大文字と小文字を区別しない |
| -r | 逆順にソート |
| -n | 数値順にソート |
| -k フィールド | スペースやカンマで区切られている場合、指定したフィールドでソート |
| -t 区切り文字 | 区切り文字を指定してソート。-k と組み合わせて使う。 |
smbpasswd – ユーザーのSMBパスワードを変更する
構文] smbpasswd オプション ユーザー
オプション
| -a | ユーザーを新規追加 |
| -e | 対象ユーザーを有効にする |
| -d | 対象ユーザーを無効にする |
| -n | パスワードを設定しない |
| -x | ユーザーを削除 |
| -h | ヘルプを表示 |
| -c ファイル | 設定ファイルを指定する |
| -r ホスト | リモートホストを指定 |
| -U ユーザー | リモートユーザーを指定 |
smbpasswd – ユーザーのSMBパスワードを変更する
[構文] smbpasswd オプション ユーザー
オプション
| -a | ユーザーを新規追加 |
| -e | 対象ユーザーを有効にする |
| -d | 対象ユーザーを無効にする |
| -n | パスワードを設定しない |
| -x | ユーザーを削除 |
| -h | ヘルプを表示 |
| -c ファイル | 設定ファイルを指定する |
| -r ホスト | リモートホストを指定 |
| -U ユーザー | リモートユーザーを指定 |
shutdown – システムを終了する
[構文] shutdown オプション 時間 メッセージ
| -h | システムを停止 # shutdown -h now↑システムを今すぐに停止 |
| -r | システムを再起動 # shutdown -r +10↑システムを10分後に再起動 |
| -f | 次回起動時にfsckによるチェックをしない # shutdown -rf +20 “This System will shutdown soon”↑システムを20分後に該当メッセージとともに再起動 |
| -k | ユーザーに通知だけしてシャットダウンはしない # shutdown -k now |
| -c | すでに発行したshutdownコマンドをキャンセル # shutdown -c |
sfdisk – パーティションテーブルを表示する
[構文] sfdisk オプション デバイス
| オプション |
| -l | パーティションテーブルを一覧表示する |
認証方法やネットワーク等の各種設定を行う
setfacl – ACLを設定する
[構文] setfacl オプション ファイル
オプション
| -m | ACLを変更する |
| -x | 特定のACLを削除する |
| -b | ACLを全て削除する |
| -R | ACLを再帰的に設定する |
| -d | デフォルトACLを設定する |
| -k | デフォルトACLを削除する |
| –restore=file | ファイルからACLを設定(リストア)する |
rsync – ファイルをコピーする(同期する)
[構文] rsync オプション コピー元ホスト:コピー元ディレクトリ コピー先ホスト:コピー先ディレクトリ
オプション
| -v | 詳細を表示 |
| -a | ファイルの属性を保持したままコピー |
| -u | コピー先ファイルがコピー元より新しい場合は更新しない |
| -z | 圧縮して転送する |
| –exclude=PATTERN | PATTERNにマッチするファイル/ディレクトリは除外する |
| –delete | 転送先に存在するが転送元には存在しないファイルは削除する |
| # rsync -av –exclude=”tmp” /home/ /backup ↑ローカルマシンの /home配下をローカルマシンの /backup配下へ、tmpディレクトリは除いて同期させる。 |
rpmbuild – RPMパッケージをビルドする
[構文] rpmbuild オプション sepcファイル/SRPMファイル
オプション
| -ba | バイナリパッケージとソースパッケージをビルド |
| -bb | バイナリパッケージをビルド |
| -bs | ソースパッケージをビルド |
| -bp | スペックファイルからソースを展開 |
| -bc | スペックファイルから「%build」を実行(makeと同等の結果) |
| -bi | スペックファイルから「%install」を実行(make installと同等の結果) |