visudo – sudoers ファイルを編集する
[構文] visudo オプション
| オプション | 
| -c | チェックモード有効にする | 
| -f ファイル | sudoers ファイルの場所を指定して別のファイルを使う。 | 
| -q | 表示抑制モードを有効にする。このモードでは文法エラーは表示されない。 | 
| -s | sudoers ファイルの厳密なチェックを行う。 | 
visudo – sudoers ファイルを編集する
[構文] visudo オプション
| オプション | 
| -c | チェックモード有効にする | 
| -f ファイル | sudoers ファイルの場所を指定して別のファイルを使う。 | 
| -q | 表示抑制モードを有効にする。このモードでは文法エラーは表示されない。 | 
| -s | sudoers ファイルの厳密なチェックを行う。 | 
vi – テキストエディタを起動する
[構文] vi ファイル
コマンドモード/入力モードの切り替え
| キー | 説明 | 
| i | カーソル位置にテキスト挿入 | 
| a | カーソル位置の後にテキスト挿入 | 
| I | カーソル行の行頭にテキスト挿入 | 
| A | カーソル行の末尾にテキスト挿入 | 
| o | カーソル行の下に空白行を挿入しテキスト挿入 | 
| O | カーソル行の上に空白行を挿入しテキスト挿入 | 
| [Esc] | コマンドモードに移行 | 
保存・終了等の操作
| キー | 説明 | 
| :w | 編集内容を保存 | 
| :w file | fileとして保存(別名保存) | 
| :q | 保存せずに終了(編集があった場合は確認される) | 
| :q! | 保存せずに終了(強制終了) | 
| :wq | 編集内容を保存して終了 | 
| :e | 最後に保存した内容に戻す | 
| :n | 複数ファイルを開いているときに次のファイルに移動する | 
| :r file | fileの内容をカレント行に読み込む | 
| :n,mw file | n行目からm行目までをfileとして保存 | 
| :n,mw>>file | n行目からm行目までをfileに追記 | 
| :find file | 指定のfileを開く | 
カーソル移動操作
| キー | 説明 | 
| h または [←] | 1文字左へ移動 | 
| l または [→] | 1文字右へ移動 | 
| k または [↑] | 1文字上へ移動 | 
| j または [↓] | 1文字下へ移動 | 
| w | 次の単語の先頭へ移動 | 
| b | 前の単語の先頭へ移動 | 
| 0 | 行の先頭へ移動 | 
| $ | 行の末尾へ移動 | 
| G | ファイルの最終行へ移動 | 
| nG | ファイルのn行目へ移動 | 
| H | 画面上の最初の行頭へ移動 | 
| nH | 画面上からn行目へ移動 | 
| L | 画面上の最後の行頭へ移動 | 
| nL | 画面下からn行目へ移動 | 
| M | 画面上の中央の行頭へ移動 | 
スクロール操作
| キー | 説明 | 
| [Ctrl] + f | 1画面下へスクロール | 
| [Ctrl] + b | 1画面上へスクロール | 
| [Ctrl] + d | 半画面下へスクロール | 
| [Ctrl] + u | 半画面上へスクロール | 
編集操作
| キー | 説明 | 
| x | カーソル位置の文字を削除 | 
| X | カーソル位置の手前文字を削除 | 
| yy | カレント行をバッファにコピー | 
| y$ | カーソル位置から行末までをバッファにコピー | 
| y0 | 行頭からカーソル位置までをバッファにコピー | 
| yw | カーソル位置の単語をバッファにコピー | 
| p | カーソル位置の後にバッファの内容をペースト | 
| P | カーソル位置の前にバッファの内容をペースト | 
| dd | カレント行を削除 | 
| d$ | カーソル位置から行末までを削除 | 
| d0 | 行頭からカーソル位置までを削除 | 
| dw | 行頭から次の単語までを削除 | 
| u | 直前の操作を取り消し | 
| U | 行に対する直前の操作を取り消し | 
検索操作
| キー | 説明 | 
| / word [Enter] | ファイルの中を末尾へ向かってwordを検索 | 
| ? word [Enter] | ファイルの中を先頭へ向かってwordを検索 | 
| n | 検索結果後に同じ方向へ次を検索 | 
| N | 検索結果後に逆方向へ次を検索 | 
画面を分割する [ vim 固有操作 ]
| キー | 説明 | 
| :sp | 画面を上下に分割する | 
| :sp ファイル | 指定したファイルを上下分割した上画面に開く | 
| :vsplit | 画面を左右に分割する | 
| :vsplit ファイル | 指定したファイルを左右分割した左画面に開く | 
| sp, vsplit での操作 | 説明 | 
| Ctrl+w p | 画面間を移動する | 
| Ctrl+w k | 上の画面に移動する | 
| Ctrl+w j | 下の画面に移動する | 
| Ctrl+w l | 右の画面に移動する | 
| Ctrl+w h | 左の画面に移動する | 
ファイルブラウザ [ vim 固有操作 ]
| キー | 説明 | 
| :Explore | ファイルブラウザを起動する | 
| ファイルブラウザでの操作 | 説明 | 
| Enterキー | カーソル位置のファイルを開く/ディレクトリに移動する | 
| – | 上のディレクトリに移動する | 
| i | 表示形式を切り換える (ls の形式や ls-l の形式等) | 
| s | ファイルをソートする (サイズ順、名前順、更新日付順等) | 
| r | ファイルの並び順を逆にする | 
| o | カーソル位置のファイル/ディレクトリを別ウィンドウで開く | 
usermod – ユーザー情報を変更する
[構文] usermod オプション ユーザー
オプション
| -d | ホームディレクトリを指定 | 
| -g | プライマリグループを指定 | 
| -G | プライマリグループ以外のグループを指定 | 
| -s | ログインシェルを指定 | 
| -u | UIDを指定 | 
| -L | ユーザーのパスワードをロックしログイン不可にする | 
| -U | パスワードロックされたユーザーを元に戻す | 
userdel – ユーザーを削除する
[構文] userdel オプション ユーザー
| オプション | 
| -r | ホームディレクトリも同時に削除 | 
useradd – ユーザーを作成する
[構文] useradd オプション ユーザー
| オプション | 
| -s | ログインシェルを指定する。 # useradd -s /sbin/nologin user↑ログインシェルを/sbin/nologinとしてuserを追加 | 
| -d | ホームディレクトリを指定する。 # useradd -d /home/user user↑ホームディレクトリを/home/userとしてuserを追加 | 
| -g | グループを指定する。 # useradd -g group user↑所属グループをgroupとしてuserを追加 | 
| -e | 有効期限を指定する。 # useradd -e 20081231 user↑有効期限を2008年12月31日としてuserを追加 | 
| -u | ユーザーIDを指定する。 # useradd -u 550 user↑ユーザーIDを550としてuserを追加 | 
| -m | ホームディレクトリを作成する。 # useradd -m user↑ホームディレクトリを作成してuserを追加 | 
| -M | ホームディレクトリを作成しない。 # useradd -M user↑ホームディレクトリなしでuserを追加 | 
locateデータベースを更新する
update-rc.d – initスクリプト用のリンクをインストール・削除
[構文] update-rc.d オプション サービス アクション
| アクション | 
| defaults | ランレベル2345に対してサービス起動用リンクを作成 # update-rc.d sshd defaults↑sshd の起動リンクを作成 | 
| remove | サービス起動用リンクを全て削除 # update-rc.d sshd remove↑sshd の起動リンクを全て削除 | 
| start stop | ランレベルや起動順序を明示的に指定してサービス起動用リンクを作成 # update-rc.d sshd start 20 2 3 4 . stop 20 0 1 6 .↑sshd の起動リンクをランレベル2,3,4に対して起動順序20、 ランレベル0,1,6に対して停止順序20で作成 | 
| オプション | 
| -n | 実際の動作を表示するだけで何もしない | 
| -f | 強制的にシンボリックリンクを削除する | 
unzip – zipファイルを解凍する
[構文] unzip オプション ファイル
| オプション | 
| -l | 含まれるファイルを一覧表示 | 
| -t | 解凍テストをする。(実際には解凍しない) | 
| -z | アーカイブのコメントを表示 | 
uniq – 重複している行を1行にまとめて表示する
| [構文] uniq オプション 入力元ファイル 出力先ファイル | 
| オプション-d重複している行を表示-u重複していない行のみを表示 | 
uname – システムの情報を表示する
[構文] uname オプション
| オプション | 
| -n | ホスト名を表示 | 
| -s | システムの名称を表示 | 
| -m | コンピュータのアーキテクチャを表示 | 
| -p | コンピュータのプロセッサタイプを表示 | 
| -r | カーネルのバージョンを表示 | 
| -v | OSのバージョンを表示 | 
| -a | 全情報を表示 | 
unalias – エイリアスを削除する
[構文] unalias エイリアス名
umount – ファイルシステムをアンマウントする
[構文] umount デバイス(またはマウントポイント)
# umount /mnt↑/mntにマウントしているデバイスをアンマウント
umaskの値を表示する
tune2fs – ext2, ext3ファイルシステムのパラメータを変更する
[構文] tune2fs オプション デバイス
オプション
| -L | ファイルシステムのラベルを設定 | 
| -j | ジャーナリングを有効にする(ext2→ext3変換) | 
traceroute – 通信経路を表示する
[構文] traceroute オプション ホスト
tr – 文字列を変換、または消去する
[構文] tr オプション 文字列1 文字列2
オプション
| # tr a-z A-Z < file ↑file 中の全ての小文字を大文字に変換 | |
| -d | 文字列1で見つかった文字を削除 | 
| -s | 文字列1の各文字の繰り返しをその文字へ置き換える | 
touch – タイムスタンプを変更する
[構文] touch オプション 時刻 ファイル
オプション
| -t | 指定時刻に変更 # touch -t 200712312359.59 file↑fileのタイムスタンプを2007年12月31日23時59分59秒に変更 | 
| -a | 最終アクセス時刻のみを変更 | 
| -m | 最終更新時刻を変更 | 
timedatectl – システムの時刻を設定する
[構文] timedatectl オプション コマンド
オプション
| –privileged | 特権を使用して実行する | 
| –no-pager | 実行結果を less などの pager へパイプアウトしない | 
| –host=[USER@]HOST | リモートホストを操作する | 
コマンド
| status | 現在の設定を表示 | 
| set-time TIME | システムタイムを設定 | 
| set-timezone ZONE | タイムゾーンを設定 | 
| list-timezones | タイムゾーンを一覧表示 | 
パッケージのインストールや削除を行う
– アーカイブの作成・展開を行う
[構文] tar オプション ファイル
オプション
| f | ファイルを指定 | 
| v | 詳細情報を表示 | 
| x | アーカイブを展開 # tar xvf file.tar↑file.tarを展開 | 
| z | gzipを使用して圧縮・展開を行う # tar zxvf file.tar.gz↑zip形式で圧縮されたfile.tar.gzを展開する | 
| j | bzip2を使用して圧縮・展開を行う # tar jxvf file.tar.bz2↑bzip2形式で圧縮されたfile.tar.bz2を展開する | 
| c | アーカイブを作成 # tar cvf file.tar file1 file2↑file1とfile2をfile.tarとしてアーカイブファイルにする | 
| t | アーカイブの内容を表示 # tar tvf file.tar | 
| u | 既存のアーカイブにファイルを追加 # tar uvf file.tar file1↑file.tarにfile1を追加 | 
| –delete | 特定のファイルをアーカイブ内から削除 # tar –delete -vf file.tar file1↑file.tarからfile1を削除 |